厚生労働省は、3日に開かれた社会保障審議会障害者部会で、障害者総合支援法改正法施行後3年の見直しに関する報告書案を示した。自傷他害の恐れはないが、任意入院を行う状態にない精神障害者が対象の医療保護入院の見直しなどが盛り込まれた。【新井哉】
報告書案では、医療保護入院の同意者について、現状では「家族等、市町村長以外の同意者を想定することは現実的には容易でない」と指摘。「現行の仕組みを維持することになる」との見解を記載した。
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