2024年4月に始まる医師の時間外労働の上限規制への準備状況を明らかにするため、厚生労働省が全国の病院を対象に行った調査によると、勤務医の時間外・休日労働の状況を副業・兼業先も含めておおむね把握しているのは、3,613病院のうち1,399病院(39%)だった。【兼松昭夫】
大学病院の本院は全82病院が回答し、副業・兼業先も含めて状況を把握しているのは、うち20病院(24%)だった。時間外・休日労働の状況を把握できている病院が全体の4割ほどにとどまったため、厚労省は、病院の準備状況を今回の調査で総合的に評価するのは困難だとしている。調査結果は、社会保障審議会の医療部会に3日報告する。
(残り374字 / 全667字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】