厚生労働省は、リフィル処方箋を受け付けた薬局が、処方医に対して行うべき、調剤内容や患者の服薬状況などの情報提供、また、調剤せずに受診勧奨を行うことについて、留意点をまとめた手引きを作成する方針だ。薬局薬剤師の対人業務の充実などを議論しているワーキンググループの27日の会合で提案した。【ライター 設楽幸雄】
リフィル処方箋は、症状が安定している患者を対象に、1枚の処方箋を3回まで繰り返し使用することができるものとして2022年度診療報酬改定で導入され、4月から実施されている。患者は、最大2回まで、医療機関での再診を受けることなく、リフィル処方箋により薬局で調剤だけを受けることができる。
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