欧州や北米を中心に感染が確認されている感染症「サル痘」について、厚生労働省は、医療機関がその疑い患者に対応する場合の留意点を周知した。最近の海外渡航歴のある疑い患者を診察する際には、渡航歴や性交渉歴、天然痘ワクチンの接種歴などを可能な限り詳細に聞き取るよう呼び掛けている。【松村秀士】
厚労省はまた、疑い患者を診察した後には、最寄りの保健所に相談することを要請。ほかにも、留意点として、▽疑い患者に接する際には空気予防策を実施する▽入院が必要であれば個室で管理を行う▽リネン類を含めた患者の使用した物品の取り扱いに注意する-ことを挙げている。
(残り342字 / 全612字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】