中央社会保険医療協議会・総会は18日、新薬14成分18品目を25日付で薬価収載することを了承した。厚生労働省は、費用対効果評価の対象が3成分、原価計算の開示度50%未満で加算係数ゼロが4成分と報告した。【ライター 設楽幸雄】
費用対効果評価の対象となる新薬は、指定難病薬以外で有用性加算が算定され市場予測が100億円以上がH1として、有用性加算が算定され市場予測50億円以上がH2として、それぞれ指定を受ける。
今回の3成分は、▽ジスバルカプセル(効能・遅発性ジスキネジア、田辺三菱製薬、類似薬効比較方式Iで有用性加算5%、市場予測10年度62億円、H2)▽ケレンディア錠(効能・2型糖尿病を合併する慢性腎臓病、バイエル薬品、原価計算で開示度50%未満、市場予測264億円、H1)▽オンデキサ静注用(効能・出血時の直接作用型第Xa因子阻害剤の抗凝固作用の中和、アレクシオン、原価計算で有用性加算5%、市場予測50億円以上、H2)。
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