西浦博・京大大学院教授は、新型コロナウイルスのオミクロン株の感染が小児の重症肝炎の発生過程に関与している可能性が「否めない」とする見解を、厚生労働省の専門家組織で示した。海外で小児肝炎の発症が報告されている国の方がオミクロン株患者の報告が多い傾向にあるとする分析データに基づく考え方で、「小児急性肝炎の予防のためにもオミクロン株の流行制御を慎重に検討することが望ましい」としている。【松村秀士】
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