厚生労働省は28日、「肝炎研究推進戦略」の案を公表した。「肝炎研究10カ年戦略」を見直すもので、C型慢性肝炎・代償性肝硬変におけるSVR(ウイルス持続陰性化)率については、現状の約95%以上から100%まで改善する目標を掲げている。【新井哉】
C型慢性肝炎や代償性肝硬変に対するインターフェロンフリー治療によるSVR率については 95%以上を達成したが、薬剤耐性ウイルスや非代償性肝硬変に対するSVR率の改善やウイルス排除後の発がんなど、解決すべき課題が残されている。
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