厚生労働省は、30日に開催された第78回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。東京都の感染状況について、「検査人数は減少傾向にあるが、検査陽性率は増加傾向に転じている」と指摘。「リバウンドの兆候の可能性もあり、注意が必要」としている。【新井哉】
厚労省によると、23日時点の全国の入院患者数は1万4,503人で、1週間前と比べて2,770人減っている。全国の受入確保病床数に対する割合は33.0%(1週間前は38.5%)で、都道府県別では、大阪(52.0%)が最も高く、以下は、神奈川(51.0%)、埼玉(49.0%)、山梨(45.5%)、奈良(43.8%)、京都、滋賀(共に41.9%)、愛知(41.5%)などの順だった。
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