厚生労働省は、23日に開催された第77回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。救急搬送困難事案については、「非コロナ疑い事案及びコロナ疑い事案ともに減少傾向にあるものの未だ高いレベルにあり、コロナ医療と通常医療、特に救急医療とのバランスに留意すべき」としている。【新井哉】
厚労省によると、16日時点の全国の入院者数は1万7,273人で、1週間前と比べて3,260人減っている。全国の受入確保病床数に対する割合は38.5%(1週間前は45.8%)で、都道府県別では、奈良(59.5%)が最も高く、以下は、大阪(57.7%)、神奈川(52.8%)、滋賀(51.3%)、愛知(49.8%)、兵庫(47.9%)、埼玉(47.3%)、京都(43.5%)、千葉(43.0%)、群馬(42.6%)などの順だった。
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