東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第79回)が17日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、重症患者について、「先週に引き続き大きく増加している」と指摘。重症患者数は、新規陽性者数よりも遅れて増加することに触れ、「その影響が長引くことに警戒する必要がある」との見解を示している。【新井哉】
コメント・意見では、入院患者数について、前回(9日時点)の4,111人から16日時点で4,154人となっていることを説明。新規陽性者の急増に伴い、入院調整本部への調整依頼件数が高い水準で推移し、16日時点で609件になっていることに触れ、「透析、介護を必要とする者や妊婦等、入院調整が難航する事例もあり、翌日以降の調整への繰越しも多数発生している」と指摘している。
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