厚生労働省は8日、新型コロナウイルス感染症の「重点医療機関」へ看護補助者を派遣した医療機関にも、1人につき1時間当たり最大で8,280円を補助するとの見解を都道府県に示した。重点医療機関での医療従事者のさらなる確保につなげたい考え。【松村秀士】
厚労省は2021年8月19日付の事務連絡で、同日以降に医師以外の医療従事者を重点医療機関へ派遣すれば、1人当たり1時間につき上限8,280円を派遣元に補助する方針を打ち出した。この上限額は従来の3倍に相当する。
同省は8日、21年度の新型コロナに係る緊急包括支援事業(医療分)のQ&Aを見直し、第15版を公表。3倍に引き上げた補助の対象者には、看護補助者も含まれるとの解釈を明らかにした。
■病床確保料使って別の月に処遇改善も可
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