厚生労働省は27日、医薬品の適応外使用に対するレセプト審査上の取り扱いとして、社会保険診療報酬支払基金が新たに7事例をまとめたことを通知した。メトトレキサートの多発性筋炎・皮膚筋炎への使用、多剤耐性結核へのクロファジミンの使用、血縁者間同種造血細胞移植へのシクロホスファミドの使用などで、いずれも審査上認めるとされた。【ライター 設楽幸雄】
厚労省は、医薬品の適応外使用の取り扱いについて、薬理作用に基づいて処方された場合には、学術的に正しく、全国統一的な対応が求められるとしている。
これを踏まえ、支払基金は、「審査情報提供検討委員会」を設置して、適応外使用の事例を検討し、公表している。
今回は、7事例(医薬品6種)を公表した。
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