厚生労働省健康局健康課予防接種室は9日、新型コロナワクチンの職域接種において同一会場で2回目の接種を受けることが依然として困難な場合の対応について、防衛省の自衛隊大規模接種センター(東京・大阪)での受け入れ可否の相談を受け付けることを、各都道府県の衛生主管部(局)などに宛てて事務連絡を出した。【齋藤栄子】
コロナワクチンの職域接種について、同一会場で2回目の接種を受けることが困難な者への対応については、これまでに、▽企業等が同一の会場での2回目の接種機会を確実に提供する必要がある▽その上でやむを得ない場合においては、各都道府県が管内の職域接種会場の情報を、求めのあった企業等に情報提供する▽各都道府県内の大規模接種会場で2回目接種の実施も差し支えない-などを、事務連絡で示していた。
これらの取り組みを行っても、2回目接種の受け入れが可能な職域接種会場が近隣に存在しないなど、依然として2回目の接種機会の提供が困難な場合について、防衛省において、自衛隊大規模接種センターでの受け入れ可否についての相談を、1回目の接種を実施した企業等から都道府県を介して受け付けるとしている。
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