厚生労働省は8月31日、2019年度の介護保険事業状況報告(年報)を公表した。費用額から利用者負担を除いた19年度累計の介護給付費は9兆9,622億円となり、18年度から3,355億円増加して過去最多を更新した。【齋藤栄子】
高額介護サービス費などを含む介護保険給付の19年度累計費用額は10兆7,812億円で、18年度から3,493億円増加した。年度別給付費の1カ月平均で見ると、18年度よりも246億円増加の7,794億円で、居宅・地域密着・施設別の3類型で見ると、居宅サービスが3,894億円で全体の50.0%を占め、施設サービスが2,567億円(32.9%)、地域密着サービスが1,333億円(17.1%)だった。
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