厚生労働省は10日、第34回の介護福祉士国家試験の受験手数料が前回よりも3,080円増の1万8,380円になるとの試験概要を公表した。値上げは、新型コロナウイルス対策に伴う経費の増大に対応するため。ただ、関係団体からは、学生の学習意欲の低下を懸念する声などが上がっている。【松村秀士】
34回目の介護福祉士国試の日程は、筆記が2022年1月30日、実技が3月6日。コロナ禍で会場や試験実施要員を増やす必要があり、事務経費が増大する。今後も同様の状況が見込まれることから、受験手数料が現行の1万5,300円から1万8,380円に見直される。
■経済的に困窮した受験者への支援策求める声も
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