厚生労働省はこのほど、「血管病変等を著しく増悪させる業務による脳血管疾患及び虚血性心疾患等の認定基準案」の概要を公表した。対象疾病として「重篤な心不全」を追加する。【新井哉】
業務による過重負荷を原因とする脳血管疾患、虚血性心疾患などについては、労働者災害補償保険制度の下、認定基準に基づき労災認定を行っているが、厚労省は、「認定基準の改正から約20年が経過する中で、働き方の多様化や職場環境の変化が生じている」と説明している。
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