厚生労働省は14日、第43回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。東京の感染状況について「入院者数は増加傾向で、40代・50代の重症者数は前回の感染拡大期と同水準となっている」と指摘。緊急事態措置の強化に伴う効果が出てくるまで少なくとも2週間程度かかることが見込まれるとし、「今後もしばらくの間、感染拡大が続くことが予想される」としている。【新井哉】
厚労省によると、6日時点の全国の入院者数は5,568人で、1週間前と比べて810人減っている。全国の受入確保病床数に対する割合は16.4%(1週間前は17.8%)で、都道府県別では、沖縄(41.7%)が最も高く、以下は、福井(36.2%)、千葉(28.9%)、福島(28.6%)、東京(27.6%)、神奈川(23.2%)、栃木(22.5%)、埼玉(20.3%)などの順だった。
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