処方箋を発行する病院や診療所による一般名処方は、薬局が後発医薬品を調剤する際の最も大きな要素となっている。処方箋料に対する一般名処方加算は、2020年度診療報酬改定で1点引き上げられ、全て一般名の場合7点、一部一般名は5点となった。20年社会医療診療行為別統計によると、20年6月審査分(5月診療分)の全処方箋枚数に対する一般名処方の割合は1.7ポイント上昇して56.1%となった。【ライター 設楽幸雄】
20年6月審査分の処方箋料算定回数は5,089万1,649回で、前年同月に比べて▲18.7%と落ち込んだ。コロナ禍で患者数全体が大きく落ち込んだためだ。
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