厚生労働省は、2024年度までに実施する医療機能情報提供制度(医療情報ネット)のシステムの全国統一化に合わせ、医療機関が「医療機関等情報支援システム」(G-MIS)を用いて報告できるようにする方針だ。報告業務に伴う現場の負担を軽減するのが狙い。報告の時期も統一する。【松村秀士】
全国統一システムでは、原則として全ての都道府県の現行システムやそのデータを集約化。また、報告を受ける機能を「G-MIS」、患者らに公開する機能(検索用サイト)を全国統一システムがそれぞれ担う。この仕組みを基に、都道府県や病院などが情報を公表したり、その関連業務を行ったりする。
厚労省が8日、こうした方針を「医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会」で明らかにした。
■スマホで検索可能な仕組みを求める声
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