厚生労働省は、「大麻等の薬物対策のあり方検討会」の議論の取りまとめを公表した。流通管理システムの導入を前提として、日本国内でも大麻由来の医薬品の製造や施用を可能とすべきだと提言している。【松村秀士】
大麻から製造された医薬品に関しては、国内では承認されていないが、米国などG7諸国では難治性のてんかん治療薬として承認されている。また、2020年の世界保健機関(WHO)の勧告で、「麻薬に関する単一条約」で医療上の有用性が認められた。
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