厚生労働省は23日、2020年度の「過労死等の労災補償状況」を公表した。脳・心臓疾患に関する事案の労災の請求件数は784件で、前年度と比べて152件減った。支給決定件数は前年度比22件減の194件で、このうち死亡件数は同19件減の67件だった。【新井哉】
厚労省によると、脳・心臓疾患に関する事案の労災の業種別(大分類)の支給決定件数で最も多かったのは「運輸業、郵便業」(158件)だった。中分類では、大分類の「輸送・機械運転従事者」に含まれる「道路貨物運送業」(118件)が最も多かった。
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