東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第49回)が10日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、「変異株(L452R)による感染拡大が懸念されている。急激な新規陽性者数の増加による、医療提供体制の逼迫が危惧される」としている。【新井哉】
コメント・意見では、入院患者数について、前回(2日時点)の1,932人から9日時点で1,626人と減少したが、「依然として高い値で推移している」と指摘。「今後の大幅な感染拡大に備え、入院医療、宿泊療養及び自宅療養の体制維持と、充実・強化を図る必要がある」としている。
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