厚生労働省は9日、第38回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。沖縄の感染状況に関しては、病床使用率の高水準が継続し、自宅療養が増加していることなどを指摘。「重症者数が今後も増加することも懸念され、更なる医療提供体制への負荷の増大が予想される。高齢者に感染が波及することにより、更なる重症者の増加が懸念される」としている。【新井哉】
厚労省によると、1日時点の全国の入院者数は1万4,264人で、1週間前と比べて2,317人減っている。全国の受入確保病床数に対する割合は40.8%(1週間前は47.6%)で、都道府県別では、沖縄(99.7%)が最も高く、以下は、滋賀(69.5%)、広島(68%)、福岡(67.2%)、愛知(62.4%)、北海道(53.5%)、岐阜(53.4%)、大阪、山口(共に52.4%)、兵庫(51.9%)、岡山(51.6%)などの順だった。
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