厚生労働省は、医師が患者の基礎疾患情報を把握していない状況でオンラインによる初診を行う場合、患者側に看護師を同席させて必要だと判断すれば、フォローアップの実施を前提に抗がん剤などの処方を認めることを、病院団体や自治体に周知した。【松村秀士】
新型コロナウイルスの感染拡大期に限り、厚労省は電話や情報通信機器を用いた初診や服薬指導を、2020年4月から時限的・特例的に認めている。ただし、その場合でも、麻薬や向精神薬のほか、安全管理が特に求められる抗悪性腫瘍剤や免疫抑制剤などの処方を認めていない。
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