厚生労働省は21日、新型コロナウイルスワクチンとして特例承認が了承された米モデルナ製(武田薬品が申請)と英アストラゼネカ製のワクチンについて、予防接種法に基づく使用品目は米モデルナ製とし、英アストラゼネカ製は血栓症の副反応の発生があることを踏まえ、使用の在り方を引き続き検討する方針を、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会に諮り、了承された。また、厚労省は2社のワクチンを21日付で特例承認した。【ライター 設楽幸雄】
アストラゼネカ製ワクチンについて厚労省は、▽臨床試験で70.42%の有効率が確認されており、COVID-19発症予防効果が期待できる▽6月末を目途に高齢者への接種のワクチンは配分のめどが立っており、アストラゼネカ製ワクチンは主として高齢者以外の層への使用が想定される-とした。
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