厚生労働省は19日、第35回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。関西圏の感染状況については、「大阪、兵庫を中心に、医療提供体制や公衆衛生体制の非常に厳しい状況が継続。一般医療を制限せざるを得ない状況が続いている」と指摘。必要な医療を受けられる体制を守るためには、「新規感染者数の減少を継続させることが必須」としている。【新井哉】
厚労省によると、11日時点の全国の入院者数は1万6,620人で、1週間前と比べて1,693人増えている。全国の受入確保病床数に対する割合は49.2%(1週間前は44.9%)で、都道府県別では、大阪(83.5%)が最も高く、以下は、石川(82%)、福島(77.2%)、岡山(75%)、沖縄(74.2%)、奈良(72.3%)、福岡(70.7%)、滋賀(68.9%)、京都(66.7%)、愛知(65.3%)、兵庫(63.8%)、群馬(62.5%)などの順だった。
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