厚生労働省は、高齢者施設で複数の入所者に対して、同日に新型コロナ予防接種が行われる場合、本人確認を徹底して行うように事務連絡で呼び掛けた。これまでの新型コロナ予防接種で、間違い事例が起きてることを受けたもの。【齋藤栄子】
高齢者施設では、職員と接種対象者は顔なじみであるため、視認のみで確認するのではなく、対応例を参考に、接種従事者は接種を行う際に接種対象者であることを確実に確認するように、厚労省は求めた。
対応例は、▽接種券および予診票を用いて接種対象者であることや、新型コロナ予防接種歴を確認する▽接種対象者と非接種対象者が混在しないよう接種を行う区域を明確にする▽接種時に予診票や接種予定者リスト等で確認する▽予診票を接種対象者の手元に置き、接種終了時に回収する。
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