一般病床200床以上の地域医療支援病院での紹介状を持たない患者の数とその割合が、2020年10月は前年の同月と比べて低かったとの調査結果を、厚生労働省が24日、中央社会保険医療協議会の「診療報酬改定結果検証部会」に示した。定額負担を徴収する患者についても同様の結果が明らかになった。【松村秀士】
調査は、20年度の診療報酬改定による影響や関連の取り組みなどを調べたもので、856施設から有効回答を得た。
それによると、許可病床が400床未満で、かつ一般病床200床以上の地域医療支援病院では、20年10月の初診の延べ患者が平均1,102.2人(前年同月比93.7人減)いた。このうち、紹介状なしの患者が387.2人(99.1人減)で、その比率は35.1%(5.6ポイント減)。
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