医薬品などの購入額を削減するため、過半数の病院が物品・物流管理システム(SPD)を導入しているとの調査結果を、福祉医療機構が公表した。他との共同購入については、3割超の病院が実施していた。同機構は、総費用のうち、人件費に次いで大きな割合を占める医薬品や医療材料などの費用について、適正化することが病院経営の安定化に向けて重要な課題だと指摘している。【松村秀士】
同機構は、2020年12月から21年1月にかけて一般病床のある662病院を対象に、医薬品や医療材料、医療消耗器具備品の購入に関するアンケートを実施。123病院から有効回答を得た。
■医療材料などの購入額、半数超が増加-過去3カ年
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