東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第37回)が18日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、「7週間続いた新規陽性者数の減少傾向が止まり、高い水準のまま、その増加比が100%を超えた」と指摘。「今後、変異株等により急激に感染が再拡大する可能性を踏まえ、増加比の推移に警戒が必要である」としている。【新井哉】
コメント・意見では、17日時点の入院患者数について、前回(10日時点)の1,333人から1,270人に減少したが、「依然として高い水準である」と説明。「従来株と比較して感染力が強い変異株が問題となっており、病院の体制が十分に確保できないまま感染が再拡大する危険性がある」との見解も示している。
(残り430字 / 全754字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】