日本医師会総合政策研究機構は、日医会員診療所を対象に実施している新型コロナウイルス感染症の経営への影響調査9-10月の結果をまとめた。10月の1施設当たり医業収入は前年同月比+0.6%で2020年度初のプラスとなった。しかし、4月からの累積は有床診療所が▲409万1,000円、無床診療所は▲791万8,000円の減収で、「診療報酬や補助金は大きく不足している」とした。【ライター 設楽幸雄】
コロナ感染拡大による診療所経営への影響は、医業収入(保険外収入を含む)が20年5月の▲16.5%という大幅減収以降は回復を続け、9月には▲3.9%とマイナス幅が縮小し、10月は+0.6%と初のプラスとなった。
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