多剤服用に伴って転倒といった有害事象の発生リスクの増加などにつながるポリファーマシーの解消に向け、厚生労働省は、対策に取り組む医療機関での効果の検証事業に乗り出す。モデルとなる施設を公募し、その中から幾つかを選定。2021年度のできるだけ早い時期の開始を目指す。【松村秀士】
厚労省が作成したツールをモデル施設に活用してもらうことで、効果を検証するとともに、課題を見つけるのが事業の目的。同省は病床の規模や医療機能などにこだわらず、多様な医療機関を対象に選ぶ。
■モデル施設へ財政支援
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