厚生労働省は4日、MEDIASによる医療費の動向として、2020年10月の状況を社会保障審議会・医療保険部会に報告する。医科の入院と入院外、歯科、調剤の全てがプラスで、総計は+1.5%となった。また、社会保険診療報酬支払基金と国保連合会の確定点数から、11月は▲3.5%に落ち込み、12月には▲1.5%にやや回復することも示した。【ライター 設楽幸雄】
20年度の月ごとの医療費の伸び率は、4月▲8.8%、5月▲11.9%、6月▲2.4%、7月▲4.5%、8月▲3.5%、9月▲0.3%、10月+1.5%という推移となった。
厚労省は、4-5月は10%程度の減少となったが、6-8月は▲2-5%で推移し、9月は減少幅がさらに縮小、10月にはプラスとなったとしている。
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