厚生労働省は3日、第26回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。首都圏の1都3県については、「いずれも新規感染者数、療養者数の減少に伴い、自治体での入院等の調整も改善が続き、ステージIVの指標を下回るなど負荷の軽減が見られるが、病床使用率が高い地域もあるなど医療提供体制に厳しさが見られる」としている。【新井哉】
厚労省によると、2月24日時点の全国の入院者数は8,032人で、1週間前と比べて1,543人減っている。全国の受入確保病床数に対する割合は26.8%で、都道府県別では、埼玉(54.9%)が最も高く、以下は、千葉(50.0%)、福岡(47.0%)、石川(43.4%)、沖縄(38.9%)、兵庫(38.3%)、東京(37.9%)、三重(36.5%)、神奈川(31.7%)などの順だった。
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