社会保険診療報酬支払基金は、2020年7月診療分から9月診療分までの3カ月間に継続してレセプト請求をしていた医療機関の診療報酬確定点数を対象に、前年同期に対する増減要因を分析した。医科計の点数は▲4.52%、うち診療報酬本体分は▲4.12%で、そのうち算定回数分が▲5.75%、点数評価分が+1.63%。点数評価1.63%の内訳は、消費税対応分0.71%、20年4月改定分0.59%、コロナ対応分0.42%などだった。【ライター 設楽幸雄】
要因分析は、7-9月診療分について継続してレセプト請求をしている医療機関とし、月ごとの請求医療機関数の変動を除外した上で、前年同期との増減を比較し、算定回数や点数評価の新設と変動の影響を見ている。
医科計(病院と診療所)は、全体の件数が▲9.55%、日数は▲10.47%で、点数は▲4.52%だった。
点数▲4.52%の内訳は、診療報酬本体が▲4.12%、医薬品が▲0.32%、特定器材が▲0.09%。
診療報酬本体▲4.12%の内訳は、算定回数の変動が▲5.75%で、回数以外(点数評価)の増減要因は+1.63%だった。
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