厚生労働省は5日、障害福祉サービス等報酬改定の概要を公表した。4日に開催された「障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第24回)」で、これまでの議論を踏まえて取りまとめられたもので、精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの推進に関しては、業務を適切に評価する観点から、特に業務負担が大きい深夜帯における緊急対応や電話相談を評価する「緊急時支援加算」を新たに設ける。【新井哉】
緊急時支援加算は、同加算(I)が「711単位/日」(地域生活支援拠点等の場合+50単位/日)とし、緊急時に利用者らからの要請に基づき、深夜に速やかに利用者の居宅等への訪問などによる支援を行った場合に評価する。同加算(II)は「94単位/日」とし、緊急時に利用者らからの要請に基づき、深夜に電話による相談援助を行った場合に評価する。
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