社会保障審議会・介護給付費分科会は18日、2021年度からの新たな介護報酬の単位について審議し、改定率プラス0.7%を踏まえて、「全てのサービスの基本報酬を引き上げる」ことを前提に見直しを行った。【吉木ちひろ・齋藤栄子】
訪問介護の基本報酬では、「身体介護20分未満」が現行166単位から167単位に、訪問看護費(指定訪問看護ステーションの場合)の「所要時間20分未満」では 312単位から313単位に、「介護福祉施設サービス費(I)従来型個室」の要介護1が559単位から573単位に、「居宅介護支援費(I)」は要介護1・2の1,057単位が1,076単位になるなど、それぞれの増加幅にばらつきがあった。
基本報酬の引き上げ幅に差が設けられる理由について、
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