東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第28回)が14日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、入院患者数の急増に対応するため、都はレベル3-1(重症用病床250床、中等症等用病床3,750床、うち都立・公社病院約1,110床)の病床を確保したが、感染拡大の継続に対してさらに必要となる病床確保に向けた調整を行っていると説明。新規陽性患者数の急増に対応する病床を確保するためには、「通常の医療をさらに縮小せざるを得ない」といった見解を示している。【新井哉】
コメント・意見では、13日時点の入院患者数について、前回(6日時点)の3,090人から3,266人になったと説明。「非常に高い水準で増加が続いており、医療提供体制が逼迫し、通常の救急医療等も含めて危機的状況にある」としている。
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