新型コロナウイルスに感染した患者の受け入れ病床の確保を一層促すため、医療機関への緊急支援を政府が強化したのを受けて、厚生労働省は7日、医療機関向けのQ&Aを改正し、各都道府県が決めている病床確保計画の「準備病床」は支援の対象とは見なさないことを明らかにした。【兼松昭夫】
緊急支援では、新型コロナの受け入れ病床が各都道府県にどれだけ割り当てられているかによって、新型コロナに対応するスタッフの人件費や院内感染防止対策の費用を補助する。厚労省によると、感染者の入院をすぐ受け入れられる病床確保計画の「即応病床」が補助の対象で、準備病床は対象外。ただ、都道府県の要請で受け入れ病床の割り当てが増えた場合は、いったん提出した申請書の差し替えを申請期限の2月末まで認める。
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