新型コロナウイルスの感染が拡大している地域で入院患者を受け入れる病床やスタッフの確保を促すため、政府は、医療機関への新たな支援を決めた。重症者を受け入れる医療機関の人件費などを病床1床当たり1,500万円、中等症の患者などそれ以外の病床は1床当たり450万円を補助する内容。病床が逼迫し、受け入れ体制を強化する必要があると判断した都道府県が国に支援を申し出る。【兼松昭夫】
政府は25日、2020年度中の緊急的な措置として閣議決定し、都道府県からの申し出の受付を始めた。同年度の予備費から2,693億円を使う。田村憲久厚生労働相は同日夕、省内で記者会見し、21年4月以降の対応は、新型コロナの感染や病床確保の状況などを見極めて判断する方針を示した。
(残り377字 / 全700字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】