東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第22回)が3日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、新規陽性者の増加に伴い、新型コロナウイルス感染症患者のための医療と、通常医療との両立が困難な状況が生じ始めていることを指摘。「入院が必要な中等症以上の患者のさらなる増加にも対応できる病床の確保が急務である」との見解を示している。【新井哉】
コメント・意見では、2日時点の入院患者数について、前回(11月25日時点)の1,561人から1,629人となったことを取り上げ、「新型コロナウイルス感染症患者のための病床を確保するため、医療機関は通常医療を行っている病床を、新型コロナウイルス感染症患者用に転用している」と説明している。
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