厚生労働省は2日の中央社会保険医療協議会・薬価専門部会に、2020年9月取引分を対象に実施した薬価調査の結果の中で、後発医薬品の使用割合は約78.3%になったと報告した。政府目標「20年9月までに80%」にはわずかに届かなかったが、ほぼ達成と言える水準だろう。経済財政諮問会議では、新たな目標を年度内に設定する方針が示されており、バイオシミラーも含めて、使用割合のさらなる進展を目指す。【ライター 設楽幸雄】
20年9月までに80%の目標は、17年6月に閣議決定された骨太方針2017に位置付けられていた。
また、17年6月の時点では、15年6月閣議決定の骨太方針2015により「17年央までに70%以上」という目標が存在していた。
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