新型コロナウイルス感染症の感染収束が見通せない中、2021年度介護報酬改定で通所介護と通所リハビリテーションの基本報酬の扱いについて、現在の「前年度の平均延べ利用者数」を基準とする運用から、「直近の一定期間における平均延べ利用者数の実績」を基準にできる運用へと見直しが検討されている。26日の社会保障審議会・介護給付費分科会で、厚生労働省が示した。【吉木ちひろ】
この提案は感染防止や3密の回避などによる利用者減少などの状況下でも、サービスを安定的に運用するための方策として示されたもので、特に反対意見は出ていない。
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