東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第20回)が19日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、特に日祝祭日は、受け入れ可能な病床数が少ない状況が続き、住所地から離れた医療機関への受け入れを依頼した事例が発生したことを取り上げ、「受け入れ先の調整が難航することは、病院の受け入れ体制が厳しい状況になっていることによるものと考える」としている。【新井哉】
コメント・意見では、18日時点の入院患者数について、前回(11日時点)の1,076人から1,354人となったことなどを説明。「入院患者数は前週までは1,000人前後で推移していたが、今週は1,300人を超える水準まで大幅に増加しており、長期化している医療機関への負担が更に強まる」との考え方を示している。
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