中央社会保険医療協議会は11日の総会で、CureApp(東京都中央区)が開発した禁煙治療の補助アプリケーションを保険適用することを了承した。保険収載は12月1日付。厚生労働省によると、治療用アプリの収載は国内で初めて。【松村秀士】
販売名は、「CureApp SCニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカー」。ニコチン依存症管理料を算定する患者に対し、医療機関がこのアプリと呼気一酸化炭素濃度測定器を用いて禁煙に関する総合的な指導や治療管理を行った場合、在宅振戦等刺激装置治療指導管理料の導入期加算を1回に限り140点、疼痛等管理用送信器加算(600点)の4回分を算定することができる。
このアプリは、禁煙補助薬のバレニクリンを使用して禁煙治療を受けるニコチン依存症患者に対して使用することで禁煙治療を補助するシステム。患者アプリとCOチェッカー、医師アプリで構成される。
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