中央社会保険医療協議会の「入院医療等の調査・評価分科会」は10日、2020年度診療報酬改定の影響を把握するための調査について、対象の医療機関を新型コロナウイルス感染患者の受け入れの有無や、感染拡大地域かどうかなどに分けて実施する方針を決めた。20年度は、一般病棟入院基本料などでの「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)の施設基準や、地域包括ケア病棟入院料・回復期リハビリテーション病棟入院料の実績要件の見直しの影響などを調べ、21年3月ごろに結果を公表する予定。【松村秀士】
この調査は、20年度診療報酬改定に係る答申書附帯意見での項目を踏まえ、同分科会が実施するもので、改定の影響を検証した上で、22年度の次期改定に向けた中医協での議論につなげる。
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