厚生労働省医政局経済課長と健康局健康課長、同局結核感染症課長は9日、季節性インフルエンザワクチンの供給に関する通知を、都道府県衛生主管部(局)長に出した。新型コロナウイルス感染症の流行が懸念される中、「この冬に向けてワクチンの需要が高まる可能性がある」と説明。ワクチンの効率的な使用と安定供給が重要であるとし、13歳以上の接種については、医師が特に必要とする場合を除き「1回注射」であることを周知徹底するよう求めている。【新井哉】
通知では、今冬のインフルエンザシーズンのワクチンの製造予定量について、8月時点で約3,178万本(1mLを1本に換算)が見込まれていることを説明。「4価ワクチンに変更された平成27年度以降、最も多い供給量であり、昨年度の使用量よりも約12%多い」としている。
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