東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第7回)が20日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、保健所から入院調整本部への調整依頼件数は、1日80件程度で推移していることを取り上げ、「軽~中等症患者のなかでも、より入院を急ぐ必要のある患者や、重症化に伴う転院など緊急性の高い患者の依頼件数が増加している」との見解を示している。【新井哉】
モニタリングコメント・意見では、11日から17日までの新規入院患者数が515人、退院者数が275人となっていることや、陽性者以外にも、陽性者と同様の感染防御対策と個室での管理が必要な疑い患者を1日当たり都内全域で約15人から200人受け入れていることを説明。「入院患者数は依然として1,600人を超え、高い水準となっており、収束の兆しが見えない中、医療機関への負担が強まっている」としている。
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