厚生労働省は16日付の事務連絡で、「SARS-CoV-2抗原検出用キットの活用に関するガイドライン」の改定を公表した。「症状の発覚後2日目から9日目以内で、抗原検出用キットで陰性となった場合は、追加の検査を必須としない」ことが主な内容となっている。陰性だが確定診断のために医師の判断でPCR検査を行う場合の状態についても明確化した。【ライター 設楽幸雄】
ガイドラインは5月13日付で策定されたもの。改定は、「2 本キットの特徴」と「5 結果の解釈と留意事項」の2項目が中心となっている。
キットの特徴は、簡便な検出方法で、特別な検査機器を必要とせず、約30分間で検査結果が得られ、このキットで陽性となった場合は「確定診断とすることができる」としている。
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