厚生労働省の統計結果によると、2019年の死亡数から出生数を引いた人口の自然減は51万5,864人で、統計を取り始めた1899年以降、初めて年間で50万人を超えた。13年連続で人口が減少。都道府県別で、出生数が死亡数を上回ったのは沖縄(プラス2,393人)だけだった。【松村秀士】
厚労省が5日に公表した人口動態統計月報年計(概数)によると、2019年の出生数は86万5,234人(前年比5万3,166人減)、死亡数は138万1,098人(同1万8,628人増)で、差し引きマイナス51万5,864人となった。
自然増減率(1,000人当たり)は、マイナス4.2%で前年と比べて0.6ポイント低下。その増減数・率とも、13年連続で減少していることも分かった。
■全死亡者の27%が「がん」で死亡
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